和名〈イクズレン〉とも呼ばれるエピメディウムは、古くから漢方で用いられ、現代栄養学でも注目を集めるハーブ。中でもフラボノイドグリコシド「イカリン」は、その生理活性が最も活発で、現在も数多くの研究が進められている。高純度イカリンの分離・供給を手掛ける寧波イノファームケム株式会社に、最新データとともに聞いた。

機能を大別すると「性機能サポート」「骨密度維持」「免疫バランス調整」の3本柱が挙げられる。まず、性機能では NO(一酸化窒素)産生を高めペニス海綿体への血流増大を促すことで、勃起力維持を支援するとして注目を浴びている。

骨側面では閉経後女性に多い骨量減少に効果を示し、体内では弱いエストロゲン様作用を発揮し、骨形成を促進するとともに破骨細胞による骨吸収を抑制する可能性があると報告されている。

免疫面でも、サイトカインバランスを整えることで外部病原体に対する防御力の強化が期待され、幅広い年齢層での体調維持アイテムとして活用の幅は広がり続けている。

寧波イノファームケム株式会社では、エピメディウムの栽培から抽出、精製まで一貫して管理し、高純度イカリン(HPLC 98%以上など)を各種フォーマットで供給。サプリメント/機能性表示食品/基礎研究用試薬など、用途に応じた規格を用意している。

いまや単なる民間療法を超えて、確かなエビデンスとともに価値を高めるイカリン。性・骨・免疫の3領域で確かな実績を築くハーブ成分の次なる活躍に注目したい。