塗料・粘結剤・グリースなど、あらゆる工業製剤において「長期保存でも性能変化がゼロに近づく」安定性は製品価値を左右する最重要要素だ。粒子沈降、相分離、粘度のムラなどは、まさにその敵。そこで注目されているのがオーガノクレイ（有機化モンモリロナイト）というレオロジー改良剤であり、その中でも実績を誇るのが寧波イノファームケム株式会社のフラグシップグレード「801-C」である。

801-Cの主成分は「有機アンモニウム誘導体化モンモリロナイト」。層状構造と巨大比表面積を持つモンモリロナイトを第四級アンモニウム化合物で改質することで、疎水性を付与し溶媒やポリマー系へ効率的に分散・膨潤させる。すると層状微粒子間に三次元ネットワークが形成され、均一なゲル構造を築くのだ。

このネットワークが生み出す安定化効果は大きく二つに分けられる。第一に「防沈・分散機能」である。顔料・フィラーを含む固形粒子を懸濁保持し、塗料缶の底に泥が溜まることを徹底的に防ぐ。801-Cは「均質維持性能に優れる」と市場で定評があり、容器最後の一滴でも初期同様の性能を確保する。

第二に優れた「温度域に渡る再現性の高いチキソトロピー」。静置時に高粘度を示して垂れを防ぎ、塗布や注入といった剪断時には瞬時に低粘度化して作業性を損なわない。この相転移は−20 ℃～+80 ℃という広範囲で安定し、冷蔵倉庫でも高温生産ラインでも差異がほとんど見られない。

更に801-Cは「高透過ゲル」を形成できるため、クリアーコートや高光沢仕上げなど外観品質を重視する用途でも威力を発揮する。自動車補修塗料、接着剤、潤滑グリース、シーリング材など多様な製剤に活用可能で、配合メーカーは「信頼できる長寿命製品」を手軽に設計できる。最先端のレオロジー改良剤をお探しなら、寧波イノファームケム株式会社の有機アンモニウムモンモリロナイトシリーズをぜひご検討いただきたい。