寧波、中国 – 素材科学とグリーンケミストリーの両立を掲げる寧波イノファームケム株式会社は、2007年から研究開発を続ける高純度(99%)イオン液体「1-Hexyl-3-methylimidazolium Tetrafluoroborate (HMIM BF4)」が、環境負荷を最小限に抑えながら先端材料を創出する鍵となることを発表しました。

HMIM BF4は揮発性が極めて低く、大気汚染のリスクを抑制するだけでなく、分子設計の自由度により反応選択性や効率を飛躍的に高める特長を有しています。VOC(揮発性有機化合物)に頼らないプロセスへの需要が急増するなか、当社は同化合物を用いた実用化ケースを拡充し、業界が求めるクリーンな製造技術を提案しています。

またHMIM BF4は、高イオン伝導性と優れた熱安定性を背景に、次世代バッテリーの電解液素材やスーパーキャパシタ、導電性高分子など革新的デバイスの性能向上をもたらしています。当社では厳格な品質管理のもと量産を実施しており、お客様の用途に最適化されたグレードを短納期でご提供。品質に見合う適正価格も確保し、研究段階から商業用途まで幅広くご支援します。

今後も当社は、イオン液体技術の基礎研究から社会実装までを一貫してリードし、製造現場へのシームレスな導入ソリューションを提供します。世界中のパートナーと連携しながら、持続可能な未来と先端技術革新を同時に実現するイオン液体の幕開けを目指します。