高品質化学原料のリーディングサプライヤーである寧波イノファームケム株式会社は、製剤の設計・製造プロセスにおいて「機能性添加剤」が果たす役割を常に最前線で支えています。その中でも二酸化ケイ素(Silicon Dioxide/シリカ)は、多面的な効果で医薬品開発にとって不可欠な存在として注目されています。

1. トラブルを防ぐ「粉体流動性」の確保
タブレット打錠時に起きがちな「粉体の通りが悪さ」は、錠剤重量の不均一や含有量のバラツキを招きます。少量の二酸化ケイ素を配合することで粒子間の摩擦が低減され、ダイへの均一な充填が実現。スムーズな工程と品質の均一性を両立させるGMP実践の要とも言える技術です。

2. 吸湿を抑え「固化・偏析」を防ぐ
多くのAPIや添加剤は湿性を帯びやすく、水分を吸収するとクランプ(塊)を形成し、扱いづらさだけでなく溶出特性も損ないます。二酸化ケイ素は微量の水分を吸着して固化を防止し、保管・流通過程でも粉体の自由流動性を保持。長期保存製品には特に有用です。

3. 安定性延長による治療効果の維持
水分が原因するAPIの分解を抑制し、剤形の物理化学的安定性を高めることで、製品の寿命を延ばし、確実な効果発揮を患者へ届けます。

4. 規制要件への適合と安全プロファイル
FDAがGRAS(Generally Recognized As Safe)として認可し、不活性で他成分との反応リスクが極めて低いことから、幅広い製剤用途で信頼されています。一般的な配合量は全重量の0.5%~2%程度で済み、安全性の面でも優位性が高まっています。

高純度・安定供給のパートナーへ
二酸化ケイ素の調達を検討される開発担当者の方へ。寧波イノファームケム株式会社は、業界厳格基準をクリアし、純度・ロット間ばらつきが極めて少ない製品を在庫確保したうえで、迅速なロジスティクスを実現。薬効を担うAPI以上に生産プロセスを左右する添加剤を、確かな品質で届けることが私たちのミッションです。

まとめると、シリカは単なる「充填剤」ではなく、粉体流動性・防固化・水分制御といった製造と品質の要所を支える真のマルチファンクションエキシピエント。剤形設計における最適化と市場投入を目指すフォミュレーターにとって、すでに欠かせない選択肢となっています。