寧波イノファームケム株式会社は、高純度「セバシン酸(CAS 111-20-6)」のサプライで国内トップシェアを誇る。カスターオイルから抽出される唯一無二のC10ジカルボン酸は、自然由来の原料と尖端産業アプリケーションを結ぶグリーンブリッジとして注目を集めている。

セバシン酸は分子設計の自在性が高く、たとえばポリアミド系樹脂「ナイロン6-10」の原料として採用すると、他のナイロンに比べ耐衝撃性・柔軟性・低吸湿性に優れたエンジニアリングプラスチックに仕上がる。自動車部品から高強度繊維まで、用途は多岐にわたる。

さらにセバシン酸エステル、例えば「ジブチルセバケート(DBS)」はPVC用可塑剤として低温特性の向上に貢献。潤滑油分野では優れた熱酸化安定性を発揮し、高温高負荷条件下でも酸化劣化を抑制する。いずれもCO₂削減を見据えたサステナブル・ソリューションの切り札だ。

化粧品用途ではセバケート系乳化剤・pH調整剤としても採用され、自然由来の温和な処方を求めるブランドに支持されている。消費者のエシカル志向が高まるなか、存在感を増している。

寧波イノファームケム株式会社は品質基準USP/JPに合致した高純度セバシン酸を安定的に供給。バイオマス由来の安心原料を、世界最高水準のGMP工場で連続生産することで、安心できるロットトレーサビリティを保証する。

研究最前線では、生分解性ポリマーとしてのセバシン酸共重合体が医療分野(組織工学・創薬デリバリー)への応用も視野に入っている。高付加価値・低環境負荷な次世代材料として、今後も存在感を高めることは間違いない。