健康志向が成熟したグローバル市場で、老化やストレスに効く“天然由来”原料の需要が高まっている。注目されるのは「スーパーオキシドディスムターゼ（SOD）」と呼ばれる酵素系抗酸化物質だ。

■ 生活者が選ぶ“細胞ガード”
SODはあらゆる生体細胞に存在する酵素で、活性酸素の元となるスーパーオキシドを無害化。細胞レベルの酸化ダメージを防ぐことで、アンチエイジング、免疫維持、環境ストレス対策といった効果に期待が集まっている。粉末などの入手のしやすさも相まって、サプリメントやスキンケアへの配合が急増している。

■ 化粧品市場が牽引
紫外線や大気汚染による“外因老化”が深刻化する中、SODを含む高機能スキンケアが人気。細胞の酸化ストレスを和らげ、シワやたるみの改善を目指すフェイスクリーム、セラム、フェイスマスクなど、プレミアム製品への採用が相次ぐ。

■ サプリ業界は“機能訴求”で差別化
心血管、関節、美容など複数の分野で効果エビデンスを示すSODは、ナチュラルサプリを探す“エイジング層”に受け入れられやすい。また、スポーツ後のリカバリー機能や炎症ケアとしても研究が進んでおり、今後の用途拡大余地は大きい。

寧波イノファームケム株式会社は、医薬・化粧品・食品業界の厳格基準をクリアした高純度粉末SODの安定供給体制を整えた。継続的な研究開発と品質管理体制を通じ、グローバル企業の新商品化戦略を支援する。