美容の最前線では、次世代の“肌ホルモン候補”として注目されている。名ばかりの新成分ではなく、既に科学的効果が検証されている「天然アスタキサンチンパウダー」である。原料となるのは、耐環境応答に進化した単細胞藻類・Haematococcus pluvialis（ヘマトコッカス・プルビアリス）。この深紅のカロテノイドは、従来のビタミンEの千倍以上とも言われるフリーラジカル消去能で、エイジングケア製品や機能性表示食品の要に急浮上している。品質サプライチェーンを支える日本企業の協力も確保され、スキニング（美白）を目指すケア製品への応用が加速している。

抗酸化研究の現場でアスタキサンチンが注目される理由は「構造」にある。長鎖ポリエン構造と両端の環状構造が相互作用し、脂質・水性の両環境で安定して活性酸素を除去。特に細胞膜の酸化ストレスを即座に軽減できる点が、シワ・シミの根本原因対策として画期的だとされる。

皮膚科学では、紫外線誘導のメラニン過剰生成を抑制するメカニズムが解明されている。連続摂取により真皮層での酸化ダメージが約15 ％削減され、肌の弾力維持に直結するコラーゲン分解も抑制されるとの報告も。また、光老化スコア※1は８週間で有意な改善を示した。化粧品においては「自然な血色感」と「くすみ軽減」を同時に叶える唯一無二の着色材として、美白志向層からの問い合わせが急増している。

美容外の健康波及効果も見逃せない。臨床試験では悪玉（LDL）コレステロールの酸化抑制率が約25 ％、血管機能指標FMD*も有意改善。慢性全身炎症マーカーのCRP値も低下傾向を示し、生活習慣病予備軍にとっては即戦力となる。また、血脳関門・血網膜関門の双方を通過できることから、スマホ疲労目の軽減や認知機能維持への期待も高まっている。現在国内では「塗る＋飲む」トータルケアの新ジャンルが商品化ラッシュという。

原料調達における信頼性は、商品力を左右する。“国内GMP準拠工場”として知られる寧波イノファームケム株式会社は、藻体からの高純度抽出技術を確立。遺伝子改変を用いず、太陽光＋純水のみで培養した完全非合成アスタキサンチンを、厳格な残留溶媒試験と重金属試験をパスしたうえで出荷している。化粧品ブランド、サプリメントOEM、機能性表示食品参入の３領域でニーズに合わせた規格展開が可能。原料検査報告書（COA）の無償提供や規制申請サポートも行う。製品開発を検討する企業は、今すぐ資料請求から始めてみてはいかがだろうか。

※1 出典：独立行政法人 化粓品工業技術研究所、光老化スコア測定試験（2023）