ファッションのトレンドが目まぐるしく変わるなか、消費者が「これに決めた」と手に取る瞬間は、繊維本来の素材と仕上げ剤が生み出す“質感”なしでは語れません。そこで登場するのが、印刷工程を根本から進化させる〈分散印花用プリント増粘剤〉KR-713です。開発に携わったのは寧波イノファームケム株式会社。同社が開発したアクリル系マルチコンポリマー製剤は、単なる増粘剤を超え、プリントそのものの価値を一気に高めます。


特徴は圧倒的な色域再現力と色鮮やかさ。最細線のような繊細な柄も、ドットやグラデーションも滲みなく再現し、デザインの世界観を余すところなく表現します。また、従来品で犠牲となりがちな風合いも、KR-713は驚くほどソフトな手触りを保持。肌触りを最重要視するアパレルブランドにとって欠かせない“高付加価値”を確実に付与します。


後処理工程では“すすぎゼロストレス”。KR-713は高い水分散性を活かし、余分な残糊を最小限に抑え、洗い流す手間や水使用量も削減。結果、生地はよりやわらかくなめらかに、環境負荷も軽減──持続可能な生産へ向けた一手となります。


生産現場にも嬉しいメリットが満載。速乾性ペースト化で糊立ち上がり時間を短縮し、均一な浸透と高い色堅牢度を確保。バッチ間のばらつきを抑え、大ロット生産でも安定した品質をキープできるため、コスト削減とリードタイム短縮に直結します。


さらにKR-713はホルムアルデヒドフリー処方で安全性も確保。プリント品質、ソフト風合い、生産効率、環境配慮──“すべて欲しかった”というニーズに応える革新的ソリューションとして、各種繊維メーカーの次なる戦略プロダクトに最適です。