繊維の染色・捺染において、退色しない鮮やかな発色を追求する要求は、常に進化を促している。そんな背景を受け、寧波イノファームケム株式会社は、新規開発した分散染料用増粘剤「RG-7207RA」を発表した。この製品は、染料本来の鮮烈さと深みを最大限に引き出し、次世代の高付加価値繊維加工を実現する。

RG-7207RAは高い増粘性能を誇る分散染料専用剤であり、染料の繊維への固定性を格段に高める。結果として色濃度が約10〜40%向上し、鮮やかな色調を確保するだけでなく、染料のロスも削減する。また、従来増粘剤では損なわれやすかった染料的クロモフォアの構造を保持することで、色再現性に優れる真の発色が得られる。

鮮烈な発色のみならず、RG-7207RAは優れたレベリング性を備え、ワイド幅や大面積捺染におけるムラのない均一染色を可能にする。また、高温多湿など厳しい作業環境でも一定粘度を維持し、連続生産における色のブレを防ぐ。安定した色相は、高品質な量産体制を支える捺染補助剤として不可欠となる。

合成高分子増粘剤をリードする寧波イノファームケム株式会社は、RG-7207RAによってアルギン酸ナトリウムの代替に加え、持続可能で再現性の高い色彩表現を提供。プロセスへ組み込むことで、美しく鮮烈な色調をもたらす最終製品へと進化し、エンドユーザーが求める“鮮やかさ”を確実に届けられる。