生地の最終仕上げ工程では、ポジションを替えるだけで品質が左右される。高級ナチュラル志向や快適機能が求められる現在、手触り、耐久性、色鮮やかさを同時に高める薬剤の高度化が急務だ。こうした背景を背景に、寧波イノファームケム株式会社は「アクリル酸多成分共重合体印刷増粘剤」を展開。もともとプレス印刷における増粘性能に特化した製品だが、その効果は印刷の枠を超え、後加工工程でも生地本来の価値を引き出す。

例えば、コーティングや樹脂加工で硬くなりがちな生地でも、同製剤を組み込むことで自然なソフト感が残る。アパレルはもちろん、カーテンやソファ生地といったホームユースまで、幅広い用途で“触り心地の良さ”を生む。併せて染料の定着性も向上し、退色リスクを押さえつつビビッドな色味を保持できる。

加えて耐電解液性、プロセス安定性は業界高水準。複雑な染色からレジンスラリーへ連続して使用しても、粘度変化が少なく作業効率を損なわない。成分はAPEOフリー、ホルムアルデヒドフリーで、EUや日本の厳格な化学物質規制への適合もクリア。サステナブルな生産ラインを指向するパートナー企業に最適だ。

同社は印刷増粘剤市場で培ったノウハウを活かし、処方設計、プロセス最適化までワンストップ支援。少量試験から商業生産まで、柔軟な体制で対応する。手触りと色の両立を狙う紡績・染整工場は、ぜひ一度、カスタマイズ相談窓口にコンタクトしてみてはいかがだろうか。