衣料品の付加価値を左右する最終工程――プリント仕上げ。ここで要求されるのは鮮やかな色再現と同時に、消費者の手に馴染む柔らかさです。寧波イノファームケム株式会社は、この二つの相反する要求を同時に満たす特殊化学補助剤「Pigment Printing Thickener KR-722」を開発・リリースしました。


KR-722は綿・麻・ポリエステル・アクリルといったあらゆる繊維に対応するマルチファブリック対応増粘剤。独自の重合技術により、高精度パターンニングに欠かせない適度な粘度と、硬化後もしなやかさを保つ柔軟性を両立。プリントライン幅の均一性が向上し、微細なドットやラインもにじみなく再現できます。


製品の特徴は以下の通り。

  • 優れた貯蔵安定性で長期保管後も粘度変化を抑える。
  • 適度な流動性を維持し、スクリーン目詰まりを低減。
  • 洗濯後もプリント部の風合いを柔軟に保つ。

これらの機能により、メーカーは従来の品質基準を超える仕上がりを、工程変更なしで手に入れられます。


また、KR-722はRoHS指令準拠・APEOフリーという環境面でも高い基準を満たし、SDGsに配慮したサステナブルな生産を実現。価格設定も日本市場向けに最適化されており、少量ロットから柔軟に対応可能です。


寧波イノファームケム株式会社は、30年以上の繊維補助剤開発実績をもと、“一枚一枚の布に価値を”をミッションに掲げています。KR-722を導入いただく際は、専任のテクニカルチームが現地立会いサポートも実施。プリント条件の最適化やコスト削減提案を通じて、お客様の高付加価値化に貢献します。