企業の環境負荷軽減義務と消費者のエシカル志向が加速する中、世界の繊維業界は「より地球に優しく、そして高品質であること」の両立を迫られている。注目を集めるのは、生態系への影響を抑えながら製品価値を損なわない染色・後加工薬剤だ。この潮流の最前線で製品を展開するのが寧波イノファームケム株式会社で、同社は環境負荷を根本から削減する次世代反応プリント増粘剤「KR-708-5」をラインアップに加えた。


「KR-708-5」は、ホルムアルデヒドの含有を完全にゼロにし、APEO/NPEO といった内分泌かく乱リスクが指摘される界面活性剤も排除。EUのREACH規則や中国のGB規格といった世界各地の厳格な環境規制にも余裕で適合するため、輸出比率の高い日系・アジア縫製メーカーにとって大きな強みとなる。さらに環境性能のみならず、高色価・鮮やかな発色、そして深みのある色再現が可能で、染料使用効率の向上や排水負荷の低減にも直結。プリント生地に求められる「ソフトで高級感のある風合い」を両立しながら、均染性・浸透性にも優れるため、ムラのない美しい柄表現を可能にする。


現場の生産効率も考慮し、短時間で均一なパスト(練り生地)が製造でき、長時間放置しても粘度変動が小さい。そのため、エネルギーおよび水資源のロスを最小限に抑えられる。同社は、サステナブルなプリント増粘剤のリーディング・サプライヤーとして、国内外のパートナー企業と協働でCO₂削減に取り組んでいく。KR-708-5の導入をご検討の際は、見積もり・技術サポート・実機テストに関する総合コンサルティングを受け付けている。まずはお気軽にお問い合わせいただき、自社の環境経営を一歩進めたい企業にとっての新たな選択肢を検討してみてほしい。