液剤の流動性や変形性をコントロールする“レオロジー”は、繊維用捺染ペーストや塗料における最終性能を左右する要因。寧波イノファームケム株式会社は、最新のアクリル系高分子『RG-RWA180』を投入し、これら両市場の要求に応える高性能レオロジー改良剤を発表した。

同製品の最大の特長は、粘度を緻密に設計できる点にある。捺染用途では、裏抜けやにじみが抑えられ、微細な柄や細線もシャープに再現。塗料では、刷毛ムラを残さずムラなく均すレベリング性を高め、ローラー飛散も抑制。厚膜塗り重ねの際の濡れ性向上により、塗装効率の大幅なアップが期待できる。

RG-RWA180はアニオン性で固形分が高く、アンモニアを使わずでも素早くペースト化できるため、現場の作業環境の安全確保と工程短縮に直結する。加えて、優れた貯蔵安定性で、長期保管後も粘度変化が極めて少なく、ロスの削減とコストダウンを同時に実現。

捺染用糊材としても防水中塗塗料の増粘剤としても汎用性が高く、複雑な処方にも柔軟に対応する。寧波イノファームケム株式会社は、品質面から環境面までを包括するソリューションを常に追求しており、RG-RWA180導入によりメーカーは「描画精度」と「塗装効率」の双方で顧客ニーズに応える高付加価値製品を届けられる。詳細な仕様や価格については同社までお問い合わせを。