自動車部品、防水シート、密封材など広範囲で活用されるエチレンプロピレン系ゴム(EPDM/EPM)は、耐候・耐熱性に優れていますが、加工時にかかるエネルギーや押出成形時の表面粗さといった課題が常にありました。これらの課題を一挙に解決するために、寧波イノファームケム株式会社は、溶剤を含まない次世代ポリシロキサン系添加剤を開発しました。本製品は、高機能だけでなく環境負荷も最小限に抑えた、EPM・EPDM専用のプロセス助剤です。

加硫前のコンパウンド粘度は、押出しや射出成形の成否に直結します。粘度が高いと、ダイスウェルを招き、表面段差や内部応力が発生し、歩留まりが悪化します。当社添加剤は、分子設計に反応性ビニル基を導入したポリシロキサンを採用。少量で分子間滑り性を高め、粘度を下げるだけでなく、成形後もゴム基体に結合するため、配合後の物性低下は最小限に抑えられます。結果として、スピードアップした押出しと、圧力・温度の両方を下げられた節電生産が可能になります。

表面品質も大きく向上します。従来は発生しやすかったフローマークやダイラインが抑制され、滑らかでムラのない見た目を実現。外観重視の自動車ウィンドレールや建築用ガスケットにおいても、高級感を損なうことなく、シーリング性能を長期間維持します。

また、ステアリン酸、パラフィン、PEワックスなどの既存加工助剤に比べ、離型性と滑り性が格段に優れています。金型汚染も少なく、クリーンな離型により廃品率を大幅に削減できます。連続成形にも耐えうる安定性を発揮し、自動車業界など厳格な品質基準を求められる製造ラインにも最適です。

今後ますます高まる環境規制と高品質要求に応える、EPM・EPDMプロセス革新の決定版。寧波イノファームケム株式会社は、お客様の生産効率向上とコスト削減を実現するソリューションを最前線でご提供します。ぜひお問い合わせください。