世界中のファッションサプライチェーンが脱炭素と循環経済を目指すなか、布帛後加工（ファブリックフィニッシング）における環境負荷低減も急務となっている。国際的な規制強化と消費者のエシカル志向が重なり、伝統的な化学整理剤から、地球にも人にもやさしい次世代製品への置き換えが加速している。


その最先端に立つのが寧波イノファームケム株式会社だ。同社は、ポリエステル系布帛に特化した自己乳化型疎水性シリコンオイルをラインアップ化し、優れたソフトバリューとともに環境負荷を最小限に抑える次世代ソリューションを提供する。ブロックスリコーン系ソフナー技術の最新版は、染色後の低黄変性に加え、再加工を削減することで廃棄物の低減にも貢献する。


実用上のメリットとして以下の三点が挙げられる。
・優れたプロセス安定性による薬剤ロスゼロ
・超低黄変設計で色再現性を保持
・ポリ／綿混紡からポリ／レーヨンまで、幅広い配合比率に対応


また、全製品はOEKO-TEX®規格など国際環境認証をクリア。ブランド側は規制対応に加え、サステナビリティをアピールする新たな価値を手に入れられる。同社は中国寧波に最新鋭の設備を擁し、グローバルにコスト競争力と品質担保を両立。競合ファブリックに先駆けて、環境対応ファブリックフィニッシュ剤の導入を検討するアパレルメーカー・染色工場は、ぜひ同社との協業を検討してほしい。