異素材を混ぜ合わせた織物は、風合いと物性のバランスをどこまで高めるかが勝負を分ける。そこで登場するのが、寧波イノファームケム株式会社が開発した撥水・硬化二役助剤「Kr-858」だ。綿・ポリエステル・アクリルを中心とした混紡・交織どの比率でも安定した効果をもたらす。


ポイントは「撥水」と「ハリ」の同時賦形。Kr-858を一工程で併用することで、生地全体に均一な厚みとシャリ感を付与しながら、高い撥水性を兼ね備えたプレミアムな風合いに仕上げられる。非イオン性のため後続の樹脂加工やカラー染めとも相性がよく、プロセスを止めることなく生産ラインに組み込める。


綿／ポリ混紡では、構造保持性と美しいシルエット維持を両立し、アクリル系ブレンドでは目の詰まったシャリシャリ感を際立たせる。主要素材メーカーがKr-858を採用する理由は、複雑な繊維組成でも効果ムラがなく、ロット間のばらつきをゼロに近づける信頼性にある。


使用方法はパッド法のワンステップでのみ対応し、簡便ながらも高品質に貢献。さらに環境負荷を抑えた処方で、サステナブル化への対応も万全。試験仕様や価格相談については、寧波イノファームケム株式会社まで。