最新の繊維生産ラインにおいても、最終品質を左右する「後加工」工程の位置づけは変わらない。消費者が指先で確かめる「肌触り」と目で見る「色鮮やかさ」は、まさにこの段階で決まる。そんな高い要求に応える、寧波イノファームケム株式会社の高機能紡績後加工剤「KR-516」が新たに市場投入された。


「KR-516」は高濃度親水性ソフナーとして、コットン、ウール、ブレンド糸からタオル、デニムまで幅広い繊維に適用。繊維一本一本を包み込むような柔らかさと、ふっくらとしたボリューム感を同時に付与し、製品付加価値を一段階アップさせる。


白色や淡色素材にとって最大の脅威である「黄変」——その懸念を払拭する超低黄変性能が本作の決め手。染色・プリント後のラインへもパディングおよび浸漬の両方式で容易に組み込めるため、現場の生産効率を損なうことなく、均一で高品質な仕上がりを確保できる。同社の供給基盤を通じて導入すれば、安心して紡績後加工補助剤の調達が可能だ。


塩、アルカリ、陰イオン系薬剤に対する優れた相性もポイント。幅広いプロセス条件でも性能変化を抑え、安定供給を実現する。「生産性」と「高品質」を両立させる次世代化学ソリューション——それが「KR-516」である。