繊維製品の高級感を決める“肌触り”を目覚ましく向上させる技術が、最前線で進化を続けている。特にニットや織物では、しなやかで滑らかな質感を効率的に付与することは、ブランド差別化の要である。それを実現するには、繊維の奥深くまで浸透し、耐久性を損なわずに長続きする柔らかさを与える“次世代ファブリックエンハンサー”の採用が欠かせない。

寧波イノファームケム株式会社は、ニット・織物両方の風合いを飛躍的に高めるカチオン柔軟剤「Kr-507」を開発し、市場投入した。独自のフレーク形状と瞬時の冷水溶解性により、現場での希釈作業は格段に簡便になり、工程効率もアップ。カチオン性によって繊維に強固に吸着し、何度洗濯しても落ちにくい、しっとりとした洗練肌触りを確保する。

ニット業界で要求される“伸びのよさ”と“自然なドレープ性”も、Kr-507で一気に向上。生地の回復力が増し、着用時のストレスが軽減される。一方、織物に関しては硬さを取り除き、よりしなやかで流れるような質感を実現。特に起毛やサンディングといった後加工工程では、表面が均一に整い、最高の仕上がりを得られる。

原料の幅広さも特長で、綿100%、ポリエステル、各種混紡など、さまざまな組成に対応。生産ラインに組み込むことで、高級ブランドが求める“プレミアムソフト”を安定的に付与し、競合市場での差別化を図れる。寧波イノファームケム株式会社は、今後も最先端のテキスタイルソリューションで、世界の繊維産業を力強く支援していく。