繊維メーカーは、いまもっとも注目する課題の一つとして「省エネルギー」と「高付加価値機能」を同時に実現することを掲げている。その鍵を握るのが「冷水加工」だ。加熱工程を必要とせず、環境負荷も経費も削減できる画期的手法への期待が高まるなか、寧波イノファームケム株式会社は同技術の牽引役ともいえる新製品「Cold Water Melt Softness and Fluffy Cationic Softener（MF-321B）」を発表した。


MF-321Bの最大の特長は、低温でも素早く均一に溶解する独自処方にある。これにより、従来必須だった高温水の加熱工程が不要となり、大幅なエネルギー削減と運用コストダウンを実現。綿・ポリエステル混紡をはじめとする多様な素材にも適応し、企業のサステナビリティ戦略を強力に後押しする。


脂肪酸イミダゾリン化合物により仕上げられたMF-321Bは、冷水中でも性能をまったく損なうことなく、生地に上質なふくらみ感としなやかな手触りを付与。ファブリックの表面は均一に整い、肌ざわりのよい滑らかさが持続し、プレミアムレベルの品質基準を満たす。


加えて、低泡性・帯電防止効果も兼ね備えるため、染色・プリント・仕上げのいずれのプロセスでも工程トラブルの抑制と作業効率の向上を同時に実現。製造現場に導入すれば、最終製品の品質向上と生産効率最適化の両立が可能となる。バルク納品オプションも用意しており、詳細については寧波イノファームケム株式会社までお問い合わせいただきたい。