白色や淡色系の生地は、加工工程でほんのわずかな黄変でも目立ちやすく、商品価値が大きく損なわれがちだ。従来の柔軟剤は、そうした繊維本来の鮮やかさを失わせる要因となることも多かった。


この課題に真正面から取り組んだのが寧波イノファームケム株式会社が開発した次世代柔軟剤「SC-88769」である。同製品は、繊維本来の色彩を守りつつ、きめ細やかな滑らかさとリッチな風合いを付与することをミッションにした低黄変シリコン柔軟剤として設計されている。白や淡色パステルなど、色褪せが許されない繊維の仕上げに不可欠の高品位平滑性向上剤と位置づけられている。


SC-88769は、黄変抑制という特長だけでなく、高級服地で求められる反発性やしなやかな風合いも同時に付与する。コットン主体のセルロース系繊維シリコン柔軟剤としての適合性はもちろん、混紡素材へも安定した効果を発揮する。その結果、エラスティックシリコンオイル由来の高反発仕上げが可能となり、柔らかな手触りと耐久性を両立できる。


さらに、染色・仕上げ工程の厳しい条件でも耐性を発揮。アルカリ耐性・せん断安定型を兼ね備えたフォーミュレーションは、後工程で色変化や糸切れを起こすことなく、既存ラインにスムーズに組み込める。品質と経済性を両立した価格設定で提供されるため、高品質志向の製品ラインアップを強化したい日本国内の仕上げ加工会社アパレルブランドにも最適だ。SC-88769を導入すれば、白色・淡色生地の美しさを長く保ち、顧客満足度とブランド価値を一段と高められる。