環境意識が高まるアパレル業界において、従来品と比べ化学物質の使用リスクを徹底的に削減した「グリーン後整理剤」へ関心が急速に拡大している。これに先駆け、寧波イノファームケム株式会社は環境負荷を抑制しながら高機能を両立した新ポリマー分散型の撥水撥油剤「F-35」をラインナップに追加した。


化学ファイバー、綿、ナイロンとそれらの混素材を問わず、均一かつ長期安定した防水・防油性を付与するF-35。配合成分からAPEO（アルキルフェノールエトキシレート）を完全に排除し、EU REACH規則の厳格基準もクリアしているため、輸出向け製品の加工にも安心して採用できる。同社はロット単位での柔軟な価格設定に加え、オンサイトでの撥水加工条件最適化支援も行っており、導入前後の技術支援が充実している点も評価されている。


加えてF-35は、高い撥水撥油性能を維持しながらも手触りや通気性といった衣服本来の穿き心地を損なわない点が特徴。作業液の調整も簡便で、機械への付着や目詰まりを抑える設計が、現場の生産効率向上にも寄与する。


今後も持続可能な素材づくりを目指すブランドや縫製工場にとって、F-35はコストパフォーマンスと環境配慮を同時に実現する選択肢となるだろう。寧波イノファームケムは世界基準に対応する高品質なテキスタイル補助剤を継続的に供給し、業界全体の脱炭素化を支援していく方針だ。