ファッション市場が求める「触り心地」と耐久性の両立に向け、繊維業界は新たな仕上げ剤を模索している。こうしたニーズに応える寧波イノファームケム株式会社は、綿およびアクリル生地に特化した最新テキスタイル柔軟剤「Sylic® Super Soft Instant Softener Flake CY-9002」をリリースした。


綿素材の課題は、しなやかな柔らかさを高めつつ強度を維持することだ。CY-9002は独自の脂肪酸オルガノアミン化合物により、綿に均一で滑らかなボリューム感を与え、シワ寄りを抑えて上品なドレープを実現。綿製品の快適性・品格が一挙に向上し、コストパフォーマンスに優れたコットン仕上げラインの必須アイテムとなる。


アクリル系合成繊維にも高い親和性を示す。弱カチオン性フレークタイプのため浸漬・パディングなど既存装置への組み込みが容易で、繊維一本一本にまとまりのある柔らかさを付与。生地のゴワつきを解消し、人肌に寄り添う質感が得られる。


さらに、硬水・アルカリ・塩に対する優れた安定性により工程トラブルを抑制。低粘度・低発泡でリンス効率も向上させ、生産現場の歩留まりとランニングコストを改善する。CY-9002の導入により、紡績・染色メーカーは高付加価値製品へスムーズに移行できる。


寧波イノファームケム株式会社のSylic®シリーズは、高機能繊維仕上げソリューションの新基準を打ち出し、日本市場における「触り心地」の品質基準を再定義する。