国内・海外の繊維メーカーが高まる脱炭素需要に真っ向から応える新素材が登場した。寧波イノファームケム株式会社が開発したKR-8201 変性アミノシリコーン油は、高い柔軟性を付与するだけでなく、工程の省資源化と廃棄物削減を実現する次世代繊維補助剤である。


最大の特徴は「高濃度設計」。少量でも充分な効果を得られるため、輸送時のCO₂排出量も抑制できる。また、酸化・熱分解に強い安定性を備え、ロットごとの品質ムラを最小限に抑えることでやり直しの手間とエネルギーロスを削減する。こうしたプロセスの簡素化が、結果的に製造コストダウンにも寄与する。


適用ファブリックは化学繊維・綿・レーヨンおよびそれらの混紡素材と幅広く、ポストプロセスに溶け込みやすい。仕上がりは「骨のないドレープ(boneless drape)」とも表現される、ふっくらとした滑らかさとなめらかな手触りを同時に生み出す。価格も従来品と同等レベルに抑えられており、高付加価値繊維の量産化ハードルを大きく下げる。


寧波イノファームケム株式会社は今後も、卓越した柔軟仕上げと低環境負荷を両立したソリューションの提供を加速させる方針だ。「KR-8201」の詳細仕様や実績データについては、同社営業窓口までお問い合わせいただきたい。