近年は環境規制や運転支援システムの高速化に伴い、自動車の火災安全性への要請は一段と高まっています。特に座席生地や天井材、ドアトリムといった内装ファブリックは、高い難燃性能を継続的に維持することが求められる。そうした市場ニーズに応えるべく、寧波イノファームケム株式会社は、最新鋭の有機環状ホスホネート系塗工/混合型難燃剤「Mflam CT」を開発・供給開始した。

Mflam CTは、FMVSS302やISO 3795といった国際基準に準拠し、ウォッシング・ドライクリーニングを経ても難燃性能が低下しない抜群の耐久性を誇る。これにより車両の長期ライフサイクルにわたって一貫した火災防護効果を提供し、メーカーのリコールリスク低減とメンテナンスコスト削減にも寄与する。

難燃加工済み生地は元の柔らかな風合い(ハンド)と美しいドレープ性を損なわず、白色や淡色系フロア用ファブリックでも熱や紫外線による変黄を回避。加えて、ハロゲンフリー処方により火災時に有毒・腐食性ガスの放出を最小化し、非常時における乗員・レスキュー要員双方を保護する「トータル安全思想」の実現を後押しする。また、EU のELV指令、REACH法規等にも完全対応しており、グローバル展開を見据えたサプライチェーン構築が容易だ。

同社は、自動車OEM・ファブリックメーカー向けに少量ロットからトンキロ単位まで柔軟な受注体制を敷き、カスタムブレンドや技術支援も行う。「安全性」「環境性」「経済性」の三拍子が揃ったMflam CTを採用し、次世代モビリティの燃焼安全基準を一気に引き上げるパートナーとして、ぜひご相談いただきたい。