ポリエステル・綿混紡は耐久性と快適性でアパレル市場を牽引する素材だが、黒色系の“深み”と発色の均一性が永年の課題だった。そこで、寧波イノファームケム株式会社が開発したのが、混紡繊維専用仕様のSylic® Black Deepening Agent 452だ。


同剤はポリエステル成分と綿繊維を個別に最適制御し、混紡特有の染ムラを抑えて深黒映えを際立たせる。従来品に比べ、K/S値の上昇幅は約20 %に及び、高級ブラックラインに求められる“艶黒感”を短期プロセスで実現する。染色後の仕上剤としても機能し、繊維表面を均一に整えることで染料の固定効果を高める。


乳白色液剤は撥水性を付与せず、パッド乾燥・硬化プロセスに加えるだけでシルキーでフトン感のある柔らかな手触りに仕上げる。耐水ウォッシュテスト(JIS L 0217 103 法、50回)後も色調保持率90 %以上を維持し、家庭洗濯や業務用洗濯に対する耐久性を実証済みだ。


既存の柔軟剤や帯電防止剤との相溶性も高く、配合設計の自由度は従来比の約1.5倍に拡大。省エネ型低温硬化(130 ℃〜140 ℃)に対応し、製品単価は海外同等品より最大15 %低コストを達成した。量産現場における品質向上とコスト削減を両立するSylic® Black Deepening Agent 452で、寧波イノファームケムの最新技術を今すぐ評価してみてはどうか。