アパレル業界のサステナブル生産ニーズが高まる中、工業用繊維助剤の存在感は年々増している。国内向けに総合サポートを展開する寧波イノファームケム株式会社は、コットンやレーヨン、混紡糸を対象とした不織布後加工用レジン「RG-220A」を発表した。低ホルマリンでありながら耐久性に優れる次世代架橋剤として、洗濯後もシワが取れ難い不快感を解消する。


RG-220Aは非イオン性のため染色浴にも安定して添加でき、連続パッド・ディップ方式といった大規模生産設備にそのまま組み込める。主用途はもちろんノーアイロン加工だが、エンボス、カレンダー加工や微細な凹凸加工「バブリング」などファッション性を引き出す二次加工にも活用できる柔軟性がウリだ。特に、クロロリン耐性や繰り返し洗濯後も保つソフトな風合いは、洗い替え頻度の高いワークウェアやホテルリネンの要望に応える。


加えて、RG-220Aの遊離ホルマリン含有量は最新版K-Tex standard 100をクリアしており、EC基準や各種自主基準への適合も容易だ。環境負荷を抑えつつ生産効率を高めたい日本の縫製・染色工場にとって、コストパフォーマンスにも優れた選択肢となる。同社はロット単位での価格提示と、用途別プロセス設計を含めた技術支援をワンストップで提供する。まずは試験加工のサンプル提供を希望するユーザーは、本日からオンラインで問い合わせ可能だ。