加工損傷を防ぎ、スパンデックス本来の性能を保持


アスレジャーから産業資材まで、スパンデックス混紡の伸縮性繊維は現代の暮らしに欠かせません。しかし薬品によるデサイジング、酵素洗浄、漂白などプリ処理工程では、高温とアルカリ条件が加わるため、スパンデックスが収縮・断裂し、伸び戻り性能が著しく低下するリスクがあります。この問題を根本から解決するのが、寧波イノファームケム株式会社が開発した新規保護剤「Sylic®Elastic Protective Agent CY-N30」です。


CY-N30は工程初段階、すなわち染色や漂白の前に付与することで、スパンデックスの分子構造を安定化させ、薬剤・熱・機械的ストレスから守ります。その結果、高価な伸縮素材を無駄にすることなく、高品質な伸縮生地を一貫生産できるため、コスト削減とロスゼロ化においてもメリットが大きいと工場サイドから高評価を得ています。


製品はポリエステル、ナイロン、綿ブレンドまで多様な繊維種に対応。抗スリップ効果によりフィラメントのズレを抑え、布帛のドレープ性を高める効果もあり、白色生地は高温工程後も黄変しません。「仕上がりまで安心して任せられる」とブランド側からも支持を集めています。


環境面でもAPEO・ホルメアルデヒド・VOCフリーで、水に溶け込みやすいアニオン性処方のため、pH調整不要で既存のプリ処理浴に簡単導入が可能。耐久性に優れた伸縮生地を、持続可能な方法で市場投入したい日本・アジアのファクトリーに向けて、寧波イノファームケムがリーズナブルなサプライを実現します。