環境規制が強まるなか、繊維業界は持続可能な生産体制への転換を急いでいる。この流れをけん引する新ソリューションとして、寧波イノファームケム株式会社は開発した緑色化学基準を満たす柔軟剤原料「Sylic® Softener Flake 9004」を提供開始した。同製品は、綿・デニム・ニット・タオル用など多様な素材に高いソフトネスとなめらかさを与える一方で、環境負荷を最小限に抑える。


製品ハイライトは、塗布工程に含まれる労働者・環境への影響を抑える「AEEAフリー設計」。さらに、脂肪酸系とアミン系を組み合わせた分子設計による高い生分解性により、処理排水後も速やかに自然に帰還する。従来の高温溶解に比べ冷水での溶解性に優れ、加熱によるCO₂排出を削減し、工場の省エネルギー化にも貢献する。


同社は「Sylic® Softener Flake 9004」を導入することで、環境基準に適合したまま手触りと生地耐久性を両立できると説明。快適性にこだわる今の消費者ニーズに対し、上質なソフトな触感を提供できるとして、ブランド価値を高める新戦略のアイテムとして関心を集めている。寧波イノファームケム株式会社は今後も「持続可能な化学素材サプライヤー」として、繊維業界のカーボンニュートラル実現に向けて製品ラインアップを拡充するとしている。