自動車業界では、乗員の安全性と環境負荷の低減のニーズが高まっています。特にフロアカーペットやシート生地など、自動車内装における難燃性は深刻な課題でした。こうした背景を受け、寧波イノファームケム株式会社は「Mflam CU」を開発。ハロゲンを一切含まない先進的な難燃剤で、新たな基準に対応するソリューションを提供します。

Mflam CUは有機環状フォスホネート系で、ポリエステル織物やポリウレタン(PU)塗層向けに特化しています。その最大の特長は「耐久性に優れた難燃効果」。長期にわたる使用や洗浄を経ても、シートやルーフライニングなどの部材が高い難燃性能を維持し、万が一の火災時にも乗員の避難時間を確保します。

また環境面で注目すべきは「ハロゲンフリー設計」。ハロゲン系化合物を排除することで、燃焼時の有毒・腐食性ガスの発生を最小限に抑え、車室内だけでなく地球環境にも配慮。実際、欧州ELV指令やREACH規則といった厳しい規制にも対応可能です。

さらにMflam CUは、PUコーティングだけでなく各種プラスチックや粘着剤の難燃化にも活用でき、部材選択の幅を広げます。難燃性能向上の際に、生地の風合いや色変化(黄変)といった外観特性を損なうこともありません。

新規開発案件、既存部材のスペックアップを問わず、寧波イノファームケム株式会社は技術サポートから競争力のある価格設定までトータルでバックアップ。サステナブルで安全な次世代自動車内装を共に実現しませんか?