医療・衛生から土木資材まで幅広い用途で使われる不織布は、柔らかさ・耐久性・液体保持といった諸特性が市場で勝ち残る最低条件となっています。こうした特徴を“シート”というフィニッシュ段階で付加するのでは遅い。実はポリプロピレン短繊維そのものに高機能仕上げ剤を施すことで、これまでにない手触りと機能を同時に得られる――寧波イノファームケム株式会社はそう断言します。


同社が開発したスピンフィニッシュは、繊維一本一本に適度な弾性と上質なソフト感を付与。紙おむつ、医癠用ガウン、ワイピングクロスといった肌に接する用途において、着け心地とドレープ性を大幅に向上させます。また抗静電対策もシームレスに内包。帯電による張り付きや絡まりを未然に防止し、生産ラインの歩留まり低下やファイバー損傷を防ぎます。


さらに、フワフワとした嵩高性と優れた吸液性を両立。これにより吸収製品では液体保持量を増やし、断熱材では軽量かつ高い保温性を実現できます。寧波イノファームケム株式会社は、ポリプロピレン繊維向け「スパンボンド」「スティープル」双方のスピンフィニッシュもラインナップし、繊維の伸度・回復性を均一に保つことで、最終的な不織布の寸法安定性と強度を支えています。


今後ますます高機能化が進む不織布市場のニーズを先読みし、安全性と生産効率を両立したケミカルソリューションを提供。メーカーが“今求められている品質”を超え、“これから必要とされる品質”を作れるよう、技術支援と製品の双方でサポートします。