化成品受託開発で高い実績を誇る寧波イノファームケム株式会社が、皮膚科学の最新トレンドに欠かせない「2-エチルヘキシルサリチレート（CAS 118-60-5）」の魅力を語る。紫外線防御性能の強化に加え、処方安定性や他成分との親和性も兼ね備えている同原料は、スキンケア市場の新スタンダードとして脚光を浴びている。

もともとはUVB域を重点的にカットするオーガニック紫外線吸収剤として知られていたが、ライトスキンケアの伸長や「日常的UV対策」ニーズの高まりで対応力を問われる存在に。特に敏感肌にも配慮した低刺激処方では、高純度原料の採用が必須条件となる。

【高純度99%】がもたらす安定性の優位性

処方段階での最大の課題は、エモリエントや油剤との相性。2-エチルヘキシルサリチレートは優れた油溶性を活かし、乳液・クリーム・フルイドまで幅広いテクスチャーに簡便にブレンドすることが可能だ。こうした信頼できる処方拡張性を支えるのが、99%を超える純度で品質を確保する同社の製品ラインアップである。不純物混入を最小化し、香り変化や粘度低下を抑えることで、長期保存時でも当初の性能を維持できる。

コスト競争力を備えた安定供給体制

価格変動リスクをいかに回避するかは全ブランド共通の懸念。寧波イノファームケムは、原料調達・製造・物流まで一貫管理することで低価格と品質を両立した供給体制を確立。オンラインでの少量試験購入からロット生産まで柔軟に対応し、開発初期でも手軽にパイロットテストを進められる。

またサンスクリーン用途に留まらず、日中用ファンデーションや保湿クリームなどへも適用を拡大している。SPF付きベースメイクで求められる「付け心地の軽さ」と「紫外線効果」の両立に同原料は高く評価されており、「日常使いできるUVケア」が求められる日本市場との親和性は極めて高い。

今後も寧波イノファームケムは、国内外の化粧品ブランド及び医薬品企業との協業を通じて、2-エチルヘキシルサリチレートを軸とした次世代処方の共同開発に注力していく。高機能・低刺激・高コストパフォーマンスを追求するパートナーとして、新製品開発の初期段階からの参画を歓迎している。