製造業のサプライチェーンを左右する原材料コスト。プラスチック、医薬、化粧品など多様な業界で欠かせないタルクパウダーについても、品質を維持したまま調達単価を削減する施策が注目されている。中国を拠点とし、グローバルに供給網を展開する寧波イノファームケム株式会社は、生産から物流まで一貫管理体制を敷くことで、国際的に見ても高い水準の価格競争力を達成している。

本事業の強みは垂直統合型の生産体制にある。同社は自社鉱山・粉砕・精製・物流拠点を保有し、原料調達から最終出荷に至るまで自らコントロール。各工程で品質を担保しながら省力化や省エネを推進することで、生じるコストメリットを価格に還元している結果、日本市場でもコスト削減効果が期待されている。

さらに、「安価」と「低品質」がセットになることを阻止するため、各グレードごとに国際規格をクリアする製品ラインアップを展開。医薬用（EP/USP準拠）のほか、食品添加物グレード、工業用・化粧品グレードも揃え、用途に応じた微粉粒度や白度を選定できる。最新鋭の分析装置を活用した品質管理体制により、ロットバッチごとのばらつきを最小化し、国内の高い品質基準にも柔軟に対応している。

価格面だけでなく、納期ロスの削減や廃棄ロスゼロに資する安定供給体制は、タルク利用企業の総コスト削減に寄与。長期契約やバルク契約も柔軟に対応することで、生産計画や在庫管理がしやすくなる点も高評価を得ている。同社はビジネスパートナーとの持続可能な関係構築を最重視し、日本市場でも複数の企業と戦略調達契約を締結済みだ。

今後はカーボンニュートラルや循環型資源利用の潮流を見据え、マイクロパック化や再生可能包装導入も計画中。日本企業が求める「コスト競争力 × 品質信頼性 × サステナビリティ」にも応える新ラインアップが目下開発されているという。

要約すると、寧波イノファームケム株式会社は高品質・安定供給・コスト削減の3拍子を揃え、日本含むアジア企業のタルク調達ニーズに最適なワンストップソリューションを提供する。プロジェクトベースの少量調達でも、年間トン級の大口需要でも、用途に応じた最適価格を提示すると共に、技術サポートも受け付けている。