ポリビニルピロリドンK17（PVP K17）は、化粧品・医薬分野で高い実績を誇る一方、この高機能ポリマーの可能性ははるかに広がっています。寧波イノファームケム株式会社が解説するように、粘着剤・製紙・織維・印刷インキなど様々な業界で、PVP K17は製品性能向上の要となっています。注目すべきはその有機溶媒への高い溶解性と、用途ごとに応じた複数の機能発揮です。

粘着剤用途では、 フィルム形成力と基材への高親和性により、接着強度と耐久性の両立を図ります。文具用紙のりから産業用構造用接着剤まで、幅広いフォーミュレーションに活用できます。

製紙・繊維用途では、 紙力増強剤やコート樹脂として機能し、印刷適性や表面物性を向上させます。また合成繊維の染色工程では、染料受容性を高め、鮮やかでムラのない発色を実現します。

印刷インキ用途では、 優れた分散安定剤として顔料を均一に保持し、高品位プリントと長期保存安定性を両立。エマルジョン化粧品で培った界面活性機能が、ここでも威力を発揮します。

PVP K17は錯形成能も高く、有機・無機問わず多様な成分と結合し、機能を拡張できるため「マルチプルケミカル」とも言えます。水性系のみならず非水系プロセスへの適用も容易で、プロセス自由度を高める点も大きな利点です。

寧波イノファームケム株式会社は、高純度規格のPVP K17を安定的に供給し、粘着性能向上、コーティング改良、その他工業用途に関する技術サポートをワンストップで提供。仕様書、価格、ご購入条件などの詳細も、専門スタッフがご対応いたします。