寧波イノファームケム株式会社は、植物由来化合物の研究開発を牽引し、ブルセア・ジャヴァニカ(ヤエヤマホリアン)抽出物に注力しています。その効力の源はケアスイ科に特徴的な苦味成分「クアッシノイド」にあり、とりわけブルサトールとブラセリンDが高い活性を示します。これらの分子はがんやウイルス感染症など幅広い疾患領域で薬効を発揮しており、伝統薬から現代創薬へと橋渡しする天然化合物の筆頭格として注目を集めています。

クアッシノイドは70種以上の構造変異体が報告され、その複雑な骨格に抗腫瘍・抗ウイルス・抗糖尿病など多彩な薬理作用を宿しています。中でもブルサトールはp38-Nrf2経路を介してアポトーシスを誘導し、ブラセリンDはPI3K/AKTシグナルを遮断することでがん細胞の増殖・浸潤を強力に阻害。体外試験では肺、アルツハイマー、膵臓など複数がん細胞株に対して顕著な細胞傷害性を示すデータが示されています。

抗がん作用にとどまらず、ブラセリンDはB型肝炎ウイルスやデングウイルスの複製を抑制すること、また糖尿病モデルではインシリン感受性を改善して血糖値を低下させる効果も確認されており、用途はがん治療にとらわれない多角的な展開が期待されています。

ブルセア・ジャヴァニカの化学プロファイルを詳細に解明することは、伝統医学の知見を最新創薬へと昇華させる大きな一歩となります。寧波イノファームケム株式会社は、高純度・高濃度のクアッシノイド含有抽出物を安定的に供給し、研究者・製薬企業が天然物由来新薬の創出に邁進するための基盤を提供しています。当社のブルセア・ジャヴァニカエキスを用いて、自然の叡智を活かした次世代医薬品開発にぜひご参画ください。