寧波イノファームケム株式会社は、医薬・獣医薬品開発に欠かせない高純度APIの安定供給を担う。中でも主力製品の一つ、塩酸レバミゾールは、駆虫薬として30年以上にわたり実績を積み、近年では免疫系への新たな作用がわかり、創薬の可能性を拡げている。

駆虫効果では、線虫類をはじめとする内部寄生虫への高い選択毒性が特徴だ。家畜や家禽の健康管理に広く用いられており、個体レベルでの成長向上と畜産生産性の増加へ寄与している。特に、反芻動物や豚の胃腸管線虫症に対する効果は海外試験データでも実証済みである。

一方で、基礎研究によりこの化合物がT細胞やマクロファージなどを通じて免疫系を活性化する仕組みが解明されつつある。後天性免疫不全症候群や抗がん剤の補助療法など、ヒト医療にも応用期待が高まっており、バイタリティあるR&Dのターゲットとなっている。

製剤化や投与設計においては、効果を最大限に発揮しつつ副作用リスクを最小化する適切な用法用量の設定が不可欠である。寧波イノファームケム株式会社は、GMP準拠ハイグレード規格とともに詳細な技術文書を提供。各社が品質を担保し、独自の配合設計へ落とし込めるようサポートしている。

駆虫薬であり、免疫機能向上剤でもある塩酸レバミゾールは、当社ポートフォリオの中核に位置づける戦略APIである。今後もグローバルな獣医薬・医薬品メーカーへ向けて安定供給を続け、人と動物の両方の健康を支えるイノベーションを後押しする。