デジタル・ロータリー・スクリーン──印刷方式を問わず、鮮やかな柄付けを左右するのは印刷ペーストの安定した粘度特性です。繊維プリントにおける色調の再現性・シャープネス・柔らかな風合いは、優れたレオロジー制御が前提です。


その要となるのが増粘剤。アクリル共重合体系の高粘度タイプは、塗布後のしみ込みをコントロールしながらも微細な線画を忠実に再現できるため、最近の高周速ロータリー印刷に効果を発揮します。また、高機能増粘剤は、顔料・バインダー・各種助剤との相性が良く、均一なエマルションを作り出すことで、静置・長期保管における粘度変化を最小化します。


さらに、電解質影響を抑えるレベリング剤との併用により、バッチ間のばらつきを低減。高温多湿といった工場環境でも塗工適性を維持し、工程ロスを削減できるのです。


こうした性能を総合的にサポートするのが寧波イノファームケム株式会社です。同社の高粘度顔料印刷用増粘剤は、ポリエステル、綿、ナイロン混紡などあらゆる生地に対応し、品質向上はもちろん現場ごとの技術サポートを提供。競争の激化する繊維市場で、差別化につながる高付加価値プリントを目指す企業に、製品・ノウハウの両面から寄り添うパートナーとして存在感を発揮しています。