寧波イノファームケム株式会社は、革新的な化学ソリューションによりがん研究・治療を推進すべく、合成ペプチドPNC-27の開発・供給に注力しています。この化合物は、がん細胞のみを攻撃し正常細胞に影響を与えない“選択的細胞死誘導”という点で注目を集めています。

PNC-27の特徴は、細胞膜上で高発現が確認されるHDM-2というがん遺伝子産物に結合して作用する点にあります。結合後、がん細胞膜に微小孔を瞬時に開き、細胞外環境の水が流入することで壊死(ネクローシス)を誘発。従来の抗がん剤のように全身に及ぶ副作用が抑えられます。

本療法の最大のメリットは、「p53依存経路を使わない」ことです。p53変異薬剤耐性を持つ難治性がんにも効果を発揮し、既存治療との併用も視野に入れられています。また、細胞はアポトーシスではなく壊死を起こすため、炎症を最小化でき、治療中のQOL維持につながる可能性があります。

実際の体外実験では、急性骨髄性白血病(AML)細胞を24時間以内に90%以上選択的に除去できることが確認済みです。これらの成果は、早期臨床開発への期待を高めています。

高品質な化学中間体・アクティブファーマシューティカル原料(API)を提供する当社は、研究者のニーズに合わせたPNC-27供給体制を整備。ご注文・技術相談は公式サイトよりお気軽にお問い合わせください。