塗料やインキ、その他各種配合系において顔料本来の性能を100%発揮させるには、ディスパージョン剤の品質はもちろん、その「添加量」を極めることが肝となる。寧波イノファームケム株式会社は、配合精度にこだわり続ける立場から添加量設計の重要性を常に提唱している。ディスパージョン剤を検討・購入される際は、ぜひ本ガイドを参考にしていただきたい。

最適量は顔料の種類・表面化学、液媒体の性質、併用する各種添加剤、さらに求める最終物性によって変わる。量不足では濡れ性が不十分となりフロックが残り、発色低下と粘度上昇を招く。かえって過剰投入すると過剰安定化で塗膜物性・光沢低下やフォーミングを引き起こす恐れもある。

まず目安として顔料含有量に対する割合を示すと、酸化チタンなどの無機顔料では顔料重量の3~7%(固形分換算)、有機顔料では10~50%程度が一般的なスタートラインとなる。ただし配合系ごとの個別最適値は必ず試験で確認し、ブランケット処方は通用しない。

つまり最終ゴールは「顔料の完全な濡れとデフロックを達成しながら、最も少ない添加量で安定分散をキープすること」だ。発色、ミルベース低粘度、コスト削減という三拍子がそろう。弊社の高性能ディスパージョン剤は、汎用品と比べて少ない投入量で同等以上の性能を得られるため、購入コストも実質削減できる。

実際の設計プロセスでは、まず段階的濃度テスト(グラデーションテスト)を実施する。購入いただいたディスパージョン剤を数段階で変量配合し、粘度・色濃度・経時安定性など主要評価項目を測定する。弊社技術サポートチームが最適添加量導出の相談から試験立ち上げまでフォローするので、ぜひご活用いただきたい。

ディスパージョン添加量を制する者は、顔料性能を制する。寧波イノファームケム株式会社は、最適な化学製品と技術支援をワンストップで提供し、お客様の製品品質向上を全力でバックアップする。