ファッションの多様化と環境規制の強化が進むなか、繊維プリント業界は新たな画期的素材を求めています。色の深さ、精度、そして耐久性を同時に高めながら、環境負荷を抑えること。それを可能にするのが、最新開発のアクリル酸多成分共重合体による顔料プリント増粘剤です。

従来の増粘剤は、印刷条件の変動に対し均一なパフォーマンスを維持するのが難しいとされてきました。温度や湿度、染料の違いに左右されることで、モアレや滲みの発生リスクが高まり、歩留まりも下がっていました。それを根本的に解決するのが高機能品KR-711Bです。精密分子設計により、印刷パスタの経時変化を最小限に抑え、細部までクリアな柄入りを実現します。結果として、不良率の低下とライン効率の向上を同時に達成します。

KR-711Bの最大の魅力は“高発色効率”です。少量の顔料で鮮やかな発色が得られるため、インクコストの削減はもちろん、排水処理負荷も低減。さらに優れた流動特性を備え、ディスペンサーやスクリーンを通しても均一な膜厚を維持。細かな柄の滲みや境目のぼやけを防ぎ、デザイナーの意図通りの高付加価値繊維を生み出します。

環境配慮製品への需要が高まる昨今、KR-711BはAPEO・ホルムアルデヒドフリー設計により、国際基準でも高い安全性を確保。繊維製品からの残留化学物質規制が厳しくなる国内外市場でも、安心してお使いいただけます。グリーン調達要件を満たした原料調達をお考えの方にも最適です。

開発元の寧波イノファームケム株式会社は長年にわたり繊維染色助剤に深く関わり、化学品を“つくる”だけでなくプロセス全体を“デザイン”する総合ソリューションを提供します。製造現場の悩みを解決し、付加価値の高い製品づくりをサポートするパートナーとして、最新の技術と確実な供給体制をご提供しています。ぜひお問い合わせいただければ、貴社に最適なご提案をいたします。