地球規模で脱APEO化が進む繊維業界。寧波イノファームケム株式会社は、APEOフリーリアクティブ用増粘剤「RG-FA50176」を投入し、環境負荷ゼロをめざすプリント工程の実現に向けた新しい選択肢を提示した。厳格化する国際規制への準拠はもちろん、ブランドイメージの向上に直結するサステナブル素材への転換を推進する。


本品はアクリルエステル系天然ペーストをベースに開発された淡黄色増粘液。APEO(アルキルフェノールエトキシレート)を一切含まないため、環境中で残留し内分泌かく乱が懸念される物質の排出を根絶できる。さらに、短時間での水膨潤と高い粘稠保持力により、綿やビスコース/レーヨンに対して鮮明な柄どおりと鮮やかな発色を同時に実現。回転式および平板スクリーン式両印刷プロセスで高い作業効率を維持できる。


長期保存においても性能劣化を極小化し、廃棄ロスを削減する高い保存安定性も特長。プリント後の洗浄工程では生地の硬ばりを抑え、ソフトな風合いを保ちながら色堅牢性を確保。回転・平版両方式に柔軟に対応し、工場の既存設備に追加投資なしで導入可能だ。価格や詳細仕様については営業窓口へお問い合わせを。


寧波イノファームケム株式会社は今後も「環境配慮 × 高機能」を両立させたソリューションを拡充し、日本を含むアジア全域でサステナブルな繊維サプライチェーンの構築を支援していく方針だ。