触り心地の柔らかさ、落ち感、そして着心地の軽さ──そのすべてを極めた超極細ポリエステル生地は、テキスタイル業界の革新的存在として注目を集めています。しかし、その微細な繊維構造ゆえに染色工程では“斑”“モク”といった悩みが発生しやすいのも事実です。染色不均を解消し、鮮やかな色味を均一に仕上げるには専用レベリング剤が欠かせません。寧波イノファームケム株式会社は、そんなニーズに応える高機能助剤として「Sylic D2111(CY-312KH)」を展開しています。


高温・高圧でも安定分散をキープ
超極細ポリエステルは通常、高温高圧条件で分散染料を用いて染色されます。Sylic D2111はこの厳しい環境下においても染料の凝集を防ぎ、各フィラメントにムラなく浸透するため、色味の均一性が格段に向上します。


染料の移動性能でレベリング力を最大化
万一、初期段階で濃淡差が生じても、Sylic D2111の高い染料移動能力が徐々に色濃度を均してくれます。その結果、反物全体で滑らかな同色を得られ、再染色ロスや廃棄生地を最小化。色再現性の高さは、量産ラインで安定供給を行う日本の縫製工場にとっても大きなメリットです。


工程簡略化と生産効率
泡立ちが極めて少ないため、フォームマークの心配がなく、機器もクリーンに保てます。さらに常温時の冷水での希釈・注入も可能で、作業効率と安全性の向上につながります。


寧波イノファームケム株式会社は、高性能紡織用助剤をコストパフォーマンスも含めてトータルサポート。Sylic D2111をはじめとした製品群で、極細生地の高付加価値化を実現します。