ポリエステル繊維やその混紡品に深く鮮やかな色を付けるには、高温高圧染色が欠かせない。しかしこの過酷な条件は、均染不良や糸スジなどの欠陥を助長する側面もある。高品質・高効率を目指す各繊維工場に、今最も注目されているのが寧波イノファームケム株式会社が開発したディスパージョン・レベリング剤「22118」だ。

22118は、ポリエステルのHT/HP染色に特化して設計された高性能レベリング剤である。オレイン酸エステル誘導体を主体とする独自処方により、分散染料の吸着速度を緻密にコントロールする「レターディング効果」を発揮。急激な初期吸着を抑制し、繊維全体への染料分散を均一にして、スポット・スジ色・色ガマといったトラブルを予防する。

染色ムラを未然に防ぐことで、再染や補正工程が不要となり、サイクルタイムの短縮と生産能力の向上が可能となる。さらに発泡性が極めて低いため、高圧循環装置でも泡による機械故障や染液の攪拌阻害のリスクが低減される。実生産ラインでは省エネ染色剤としての期待も大きい。

成熟した製造・供給体制を持つ寧波イノファームケムは、高圧染色のあらゆる工程ニーズに対応すべく22118をローンチ。価格競争力と確かな実績を併せ持つ最適ソリューションとして、国内外の高付加価値生地メーカーからの問い合わせが急増している。