高付加価値と環境負荷低減を両立した材料は、繊維・製紙業界の共通課題です。そこに一石を投じるのが、寧波イノファームケム株式会社の水系ナノ生分解性シリカ分散液「SP3035」です。先端のナノバイオ技術が生み出す独自処方により、これまでにない性能向上を紡ぎ出します。

繊維領域では、フッ素フリーで持続可能な“機能付加剤”として活躍します。SP3035を含浸・コーティングすることで、生地はソフトなまま滑りにくく、耐久性も飛躍的に向上。作業靴やスポーツウェア、産業用テープなど、高いグリップ力が求められるアイテムで実績を残しています。また、洗濯耐久性と帯電防止効果も相まって、快適かつ長持ちする製品づくりを支えます。

製紙においては、「耐水強度」と「印刷品位」の向上に貢献。分散液の高い粒子均一性によりパルプに均質に定着し、包装紙や特種紙の湿潤時破断強度を改善。さらに、シリカ微粒子が紙表面を微細な凹凸で整えることでインキ受容性が高まり、高精細かつ色再現性の高いプリントを実現します。紙単位面積当たりの添加量が少量で済むため、コストメリットも大きい点が魅力です。

原料はバイオマス由来とし、廃棄後も自然還元される設計。ISO 14001に準拠したクリーン工場で製造され、LCA(ライフサイクルアセスメント)でもグリーンイノベーション性能が証明されています。デザインリユースおよびリサイクル推進のESG戦略を描く企業にとって、SP3035は“新基準”となるソリューションです。