多様化する市場ニーズに応える高機能紙づくりにおいて、強度と平滑性は決定的な品質指標です。従来のケミカル処理では限界も見えてきましたが、革新的なバイオ酵素技術により、これらの課題を同時に解決する新たな道が拓かれています。

寧波イノファームケム株式会社は、紙本来の物理強度と印刷適性を劇的に改善するコーティング酵素(表面施剤)シリーズをラインナップ化。主成分は紙業界で標準的に使用されるグルコースオキシダーゼと特殊活性剤の組み合わせで、紙表面を高効率で改質し、微細な凹凸を均一化します。

具体的な効果は次の通りです。

  • 破断強度・耐折強度が約25–40 %向上し、パッケージ等の耐久性が飛躍的に改善。
  • PPS測定値が最大30 %の平滑化を達成し、ハーフトーン・フルカラー印刷でも高品位な仕上がりを保証。
  • 「高価な変性澱粉」や酸化剤の削減が可能で、原材料コストを5–10 %低減可能。
  • 非腐食・低発泡で紙機・排水系への影響が極めて低く、ISOエコマネ基準に準拠。

中国・浙江に本拠を置く寧波イノファームケム株式会社は、同社専用酵素を用いたオンサイト設計支援やプロセス最適化チューニングによって、日本の各メーカーの現場スタイルに合わせた「まるごと提案」を展開。コスト削減と環境負荷軽減を同時に達成したい紙メーカーは是非相談を。