外用製剤開発において、医薬基剤・バリア材として世界的に高く評価されているラノリン無水物。その信頼できる供給元として寧波イノファームケム株式会社は、製剤品質そのものを左右する重要物質である本品を高純度の医薬グレードで安定的に供給しています。創傷治癒を促進しながら、皮膚温存性を高めるという相反する課題を解決するラノリン無水物は、医療用膏薬や各種クリーム・軟膏のバックボーンとなっています。

ラノリン無水物の最大の魅力は、優れた閉鎖性(オクルージョ効果)により水分蒸散を防ぎ、皮膚環境を適正化する点です。これにより、塗布部の修復速度が向上し、有効成分の局所滞留時間も延伸。皮膚刺激リスクも低いため、ステロイド外用剤や抗菌クリーム、そして患部を保護する医療用膏薬の基剤に幅広く採用されています。また、粘弾性を備えるため、クリームや軟膏の塗布伸びを良くし、患者の使用感を大幅に改善します。

製剤メーカーが最重視するのは規格適合の確実性です。寧波イノファームケムのラノリン無水物は、米国薬局方(USP/NF)・欧州薬局方(BP/EP)に準拠し、重金属や過酸化物などが厳格に管理された安定した理化学特性を保持。これにより、処方段階での再現性が向上し、医療現場に届く製品が常に安定品質を保証します。

製品ラインアップも多様で、クリーム・ジェル・軟膏・パステル形態に加え、近年では創傷被覆材(デュオデームやハイドロコロイド)にまで活用範囲を広げています。当社は原料由来の生産工程見直しにより、ナチュラル志向が高まる日本市場向けにも天然由来成分をアピールし、患者の安全性と製剤機能の双方向で貢献します。

長きにわたり皮膚外用療法に実績を積むラノリン無水物は、これからも新たな剤形の開発ニーズに対応できる柔軟性を持ち続けます。信頼される中国発・医療用ラノリン無水物サプライヤーとして、寧波イノファームケムは世界基準の品質管理と安定供給体制を次世代医薬品開発に届け続けます。