化粧品開発に幅広く使われる高機能原料を手がける寧波イノファームケム株式会社は、無水ラノリンの魅力と有用性を再発見したと発表した。羊毛から抽出したこの精製ワックスは水分を一切含まないため、潤いを逃がさない高い保湿膜を形成。人間の皮脂に近い構造を持つため、低刺激で肌本来のバリア機能をサポートする。

ヘアケアへの活用も目を見張る。コンディショナーやトリートメントに少量配合するだけで、ダメージを補修し指通りの良い柔らかな髪へ導く。パサつきや枝毛が気なる日本人の髪質にもフィットし、艶やかな仕上がりを長時間キープできる。

スキンケア分野では、年齢肌や乾燥肌、敏感肌向けクリームの基幹成分として採用例が急増。無水ラノリンは角質層のすき間に入り込み、水分蒸散を防ぎながらうるおいを蓄えるため、ひび割れやカサつきを起こしやすい指先やひじ、ひざにも効果を発揮する。

さらに、授乳中のママ向け「ニップルケア」用途にも注目が集まっている。赤ちゃんが口にしても安心な安全性と、痛みを和らげ修復を促す鎮静作用が高く評価されている。コスメブランドでは化粧品グレード無水ラノリンの大口調達需要が拡大し、リップバームやハンドクリーム、フットケア製品まで幅広い製品ラインへ展開している。

寧波イノファームケム株式会社は有機溶媒残留を極限まで抑える独自精製技術で、厳格な品質基準をクリアした無水ラノリンを提供。フォミュレーターは安心して高機能スキン・ヘアケア製品を開発できると自信を示している。