古き良き建築を次世代へとつなぐ復元工事では「外見を変えない」「長く効く」「しっかり呼吸させる」という相反する要望が常にある。従来の防水工法は着色や被膜形成のため歴史的意匠を損ねるリスクが高く、現場は本質的な解決策を求めていた。そんな課題に応えるのが、寧波イノファームケム株式会社が提供する「CY-16（カリウムメチルシリコン酸塩）」である。


本品は表面に皮膜を作らない浸透型の呼吸性防水剤だ。古びた煉瓦や石灰石、砂岩、薄いフレスコ画まで、しみ込んだ瞬間から基材内部で徐々に二酸化炭素と反応し、分子レベルの疎水層を構築する。そのため建物は「雨をはじき、湿気は逃す」理想的な状態を保ち、内部結露による劣化を未然に防ぐ。


塗布後も古色めいた風合いや微細な凹凸はそのまま。劣化した修復部分との色ブレもなく、文化財保護コンサバターたちから「視覚的な真贋性を損なわない最適素材」と高く評価されている。


施工は刷毛・ローラー・スプレーのいずれでも対応し、一度処理すれば10年以上の持続効果を見込めるため、頻繁な再施工による負担もゼロに近い。歴史的建築の修復・保存に真剣に取り組むすべてのプロジェクトにおいて、信頼できる供給元＝寧波イノファームケム株式会社のCY-16（カリウムメチルシリコン酸塩、CAS 31795-24-1）は欠かせない最後のピースとなるだろう。