建設、自動車、電子、複合材料まで幅広く使われるエポキシ樹脂とポリウレタン樹脂。その最大の課題である引火性を克服するため、難燃剤の選択が不可欠です。寧波イノファームケム株式会社が開発したのは、樹脂本来の機械的特性を損なうことなく、優れた難燃性を与える特殊難燃剤——「エポキシコーティング済みポリリン酸アンモニウム」(Epoxy Coated Ammonium Polyphosphate)です。

同製品の表面は独自のエポキシ処理により、エポキシ硬化物やポリウレタン基材へ極めて高い相溶性と均一分散性を実現。均質な難燃層が熱スポットを回避し、品質のばらつきを抑えることで、最終製品の信頼性も飛躍的に向上します。未処理難燃剤に見られる凝集やゲル化の問題も解消され、塗工や成型工程の生産性にも貢献します。工業用布帛の裏打用塗料をお探しの方には、革新的な布帛向けエポキシ難燃剤として注目されています。

ポリリン酸アンモニウムの重合度はn>1000と非常に高く、高温加工時でも熱分解を起こしにくいため、樹脂設計の自由度を損ないません。また、水への溶解度が極めて低く、難燃成分の移行・流失を抑制するので、屋外や高湿環境といった苛酷条件下でも長期にわたって効果を維持。持続可能な難燃性能が求められる用途にも最適です。

寧波イノファームケム株式会社のエポキシコート型ポリリン酸アンモニウムは、難燃性を高める一方で、粘度上昇・硬化遅延・物性低下という副作用を最小限に抑えました。ハロゲンフリーで環境負荷が低く、最新の安全基準にも適合。エポキシ系あるいはポリウレタン系の難燃処方設計を検討されている開発部門はもちろん、サステナビリティの要件を満たす新製品開発にも最適な解決策を提供します。