住宅建材・自動車・民生機器まで幅広く使われる接着剤とシーラント。これらは構造物の密着と密封に欠かせない役割を担う反面、火災時には延焼経路となり得ることが指摘されている。そうしたリスクに対応すべく、寧波イノファームケム株式会社 は、接着・密封用途に特化した無ハロゲン難燃剤 Mflam AP230M を開発し、高い防火性能を追求した。


Mflam AP230M は、メラミン処理を施したアンモニウムポリフォスフェート(APP)系粉末で、シーラントや接着剤に配合することにより難燃化を実現する。従来の難燃添加剤が接着強度や柔軟性を損なう恐れがあったのに対し、Mflam AP230M は各種高分子マトリックスとの分散性・相溶性に優れ、接着性能を維持したまま均一かつ効果的な防火層を形成できる。メーカー側にとって「性能」と「安全」の両立という長年の課題を、単一材料で解決できる選択肢となる。


加熱時には膨張炭化層(インチュームセント・チャー)を形成し、火炎への酸素供給を遮断すると同時に可燃性ガスの発生を抑制。接着界面やシーリング部を通じた火勢の拡大を効果的に防げるため、電気電子機器の筐体密封、建築用ジョイント、車載ボンド部位など、延焼が深刻化しやすい部位での採用実績を伸ばしている。寧波イノファームケム株式会社 は品質管理を徹底し、ロット間ばらつきの少ない安定供給体制で国内外ユーザーを支援する。


環境規制が強化されるなかで無ハロゲン難燃化は必須項目へ。Mflam AP230M はREACH、RoHS など主要規制にも準拠しており、サステナビリティをアピールしたい製造業者にも好適だ。価格ニーズや用途別技術相談にも柔軟に対応する寧波イノファームケム株式会社 をパートナーに、接着・シーリング素材の防火性能を一段階高めることができる。