抗酸化剤616 Poly(dicyclopentadiene-co-p-cresol)、接着・潤滑材料の寿命を延伸
接着剤や潤滑材料の配合において、性能を長期間維持できるか否かは、製品の信頼性を左右する最大のポイントにほかならない。酸化劣化によって接着力が低下したり、潤滑性能が損なわれ機器摩耗が進んだりすることを防ぐには、高機能な酸化防止対策が欠かせない。こうした要求に応えているのが、寧波イノファームケム株式会社が供給するPoly(dicyclopentadiene-co-p-cresol)(CAS 68610-51-5)、一般に抗酸化剤616、略してTH-CPLと呼ばれるポリマー系フェノール系抗酸化剤だ。
高い立体障害をもつフェノール骨格を持つTH-CPLは、高分子量ゆえの揮発性抑制効果が高く、相変わらず高い酸化防止性能を発揮する。揮散やブルーミングが起きにくいため、配合済み製品が加熱や長期使用に見舞われても、長く劣化をブロックし続ける。
ホットメルト接着剤などにおいては、塗布工程および使用環境で熱ストレスが課され劣化が加速する。TH-CPLの添加により、粘度、タック性、凝固強度の時間経過変化を抑制し、保管期間中も接着性能が維持できる。TH-CPLの耐老化性が、温度変化や湿気が加わる環境下でも強固な接着を担保する。
潤滑剤分野では、酸化を放置すると粘度上昇、スラッジ・ワニスの生成、潤滑能の低下につながる。TH-CPLは酸化連鎖反応を遮断し、本来の粘度や清浄性を保持。これによって機器への磨耗負荷が減り、オイル交換間隔を伸ばすことで運転コストを削減できる。高活性・低揮発性抗酸化剤であり、エンジン油や工業用潤滑剤の厳しい条件にも最適である。
また、非汚染・非変色性にも優れ、外観管理が厳しい用途や汚染を嫌う生産ラインでも安心して使用できる。他の添加剤とのシナジー効果も高く、用途別に最適化されたスタビライザーパッケージづくりに自由度をもたらす。
寧波イノファームケム株式会社は、製品寿命を延ばす高付加価値添加剤の提供に尽力している。TH-CPLはその代表格であり、品質と革新を両立させる当社の姿勢を象徴する。本抗酸化剤を活用することで、接着剤・潤滑剤メーカーは、高い耐久性と一貫した性能を実現し、エンドユーザーからの期待に応えられる製品づくりを加速できる。
視点と洞察
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「潤滑剤分野では、酸化を放置すると粘度上昇、スラッジ・ワニスの生成、潤滑能の低下につながる。」
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「これによって機器への磨耗負荷が減り、オイル交換間隔を伸ばすことで運転コストを削減できる。」
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「高活性・低揮発性抗酸化剤であり、エンジン油や工業用潤滑剤の厳しい条件にも最適である。」